2023/12/22 15:56


冬に入ると、日がだんだん短くなり、気がつけば外は真っ暗に包まれていることがあります。2023年の冬至は12月22日で、これは一年で昼の時間が最も短くなる日です。季節感を感じる上で、夏の夕焼けが見られる頃にも関わらず外が早く暗くなることで、冬の到来を実感することがあります。

今回は、冬至とクリスマスにまつわる過ごし方に焦点を当て紹介します。

クリスマスと冬至の意外な関係
クリスマスと冬至は、冬季のイベントであり、季節の特徴や家族との集まり、美味しい食事が重要な要素です。

面白いことに、もともとクリスマスは冬至に由来する行事でした。太陽が神聖視されていた時代において、冬至は太陽が一度死に、再生する日と考えられていました。日が最も短いこの日を境にして、太陽の復活が始まり、生命が再び活気づくと信じられています。この概念が後にクリスマスの復活祭と結びつき、12月25日がクリスマスとされるようになったといいます。今のクリスマスは主にキリスト教の伝統に基づき、12月25日にイエス・キリストの誕生を祝う日です。

一方で冬至は、太陽の動きや自然のサイクルに基づく伝統行事で、12月21日または22日に位置します。「夜の長さ」を指し、一年で昼の時間が最も短くなる日です。太陽は古来から信仰の対象であり、古代中国で考案された二十四節気も太陽の通り道を基にしています。冬至はその中でも夜が最も長い日であり、夏至と対照的な重要な時期とされています。

文化的な違いがあり、共通点もあります。クリスマスは主に西洋で祝われ、冬至は東アジアや北欧などで重要視されます。


日本の冬至の過ごし方

冬至は、太陽の動きに基づいて計算されるため、世界中で共通の出来事です。これは「太陽が昼の時間を延ばし始める」という季節の転換点であり、古代メソポタミア文明や歴史のある古代中国の暦でも、冬至やその前後が新しい年の始まりと見なされていました。
異なる宗教や文化を持つ世界中で、地域ごとに異なる形をとりながらも、冬至を中心にした独自の習慣が生まれているのは興味深い事実です。

柚子湯に入る
柚子湯(ゆず湯)の起源は特定されていませんが、江戸時代の銭湯が冬至の日に柚子を使った入浴イベント「催し湯」として導入したことが初めてと言われています。

冬至の日に柚子湯に浸かることは、「ひびやあかぎれなどの冬特有の肌荒れを防ぐ」とか、「柚子湯に入ると風邪をひかない」といった言い伝えが根付いています。これは健康と幸福を願う縁起物として、熱いお湯に柚子の香りを楽しむ冬の風物詩ともなっています。

「冬至粥」を食べる
「冬至粥」とは、冬至の日に食べる粥で、通常は小豆粥を指します。これはお祝いの日に赤飯が炊かれるように、小豆やその赤い色が厄を払い、運気を呼び込む縁起物とされています。

地域によっては、小豆の代わりにカボチャを使用して粥を作るところもあるようです。寒さでエネルギーが奪われがちなこの季節において、小豆やカボチャなどの栄養豊富なエネルギー源が重宝されるのは理解できることです。冬至粥は、身体に温かさと栄養をもたらす、冬ならではの美味しい習慣と言えます。

 「ん」がつく食べ物を食べる
冬至の日には、ニンジンやキンカン、寒天、うどんなど、「ん」がつく食べ物を摂ると運気が向上するというユニークな伝承があります。ちなみに、この発想に基づくと、先ほどのカボチャも「南瓜」を音読みすると「なんきん」で、「ん」が2つ続く食べ物となり、縁起担ぎにぴったりだとされています。

「ん」がつく食材が運気を上げる理由についてはいくつかの説があります。一つは、「うん」を呼び込むといった説であり、もう一つはいろは歌の最後が「ん」で終わることから、一陽来復のように開運を願うという説もあります。どちらにせよ、「ん」のつく食べ物を食べることが、冬至における幸運を呼ぶ習慣となっているのです。

カボチャを食べる
冬至が訪れると、日本ではカボチャが特に注目されます。カボチャは夏野菜で、7月から8月に最盛期を迎えるものの、なぜ冬至に食べられるのでしょうか。

「南瓜」と書かれる通り、カボチャは熱帯モンスーン気候の南国カンボジアから日本に渡ってきた野菜です。太陽の光をたっぷり浴びて育つため、暖かい気候で育てられる夏野菜として知られています。当時冷凍技術がなかった時代、カボチャは室温でも比較的長い間保存が可能な食材でした。そのため、冬になっても食べることができ、この習慣が冬至にカボチャを食べる習慣と結びついたと考えられています。

冬至にカボチャを食べるのは、栄養的にも理にかなっています。カボチャには消化しやすいデンプンが多く含まれ、ビタミンやミネラル、カルシウム、食物繊維がバランスよく摂取できます。このことから、「風邪予防になる」とされ、古くから冬至に食べられているとも言われています。また、カボチャは追熟により味わいが向上するため、冬至の時期にはより一層美味しく楽しむことができるのです。


クリスマスのの過ごし方
日本のクリスマスは、宗教的なしきたりにとらわれず、自由で楽しい雰囲気が魅力です。日本独自のクリスマスを存分に楽しんでみることをおすすめします。クリスマスを日本で過ごすなら、その独自の雰囲気や楽しさを存分に体験してみませんか?
・イルミネーションを楽しむ
日本では、クリスマスの風物詩としてイルミネーションが楽しまれています。11月から、街中や商業施設などがクリスマスらしいイルミネーションで飾り立てられ、美しい光景が広がります。この季節になると、素敵なイルミネーションを見つけて写真に収め、それをSNSにシェアする楽しみもありますね。クリスマスムードを感じながら、きらめく光に包まれた風景をお楽しみください!

首都圏おすすめのイルミネーションスポット
・丸の内イルミネーション
・東京ミッドタウン
・お台場
・横浜赤レンガ倉庫
・湘南の宝石
・プレゼントを贈る
クリスマスプレゼントは、恋人同士の贈り物だけでなく、「自分へのごほうび」として自分用のプレゼントを選ぶ人も増えています。友達同士でクリスマスに集まる場合は、みんなでプレゼントを用意して交換するのも楽しいアイデアです。
・クリスマスツリーを飾る
手軽に手に入る小さなクリスマスツリーは、雑貨店や100円ショップで手に入ります。一人暮らしでも十分楽しめるサイズのものです。自宅にクリスマスツリーを飾って、クリスマスの雰囲気を演出してみましょう。
・友達と一緒にクリスマスパーティー&恋人と特別なデートを楽しむ
クリスマス当日には、友達と一緒に過ごす楽しさや、恋人との特別な瞬間を味わいましょう。
友達とのクリスマスパーティーでは、お互いが料理を持ち寄ったり、カラオケの貸し切りを楽しんだりして、賑やかに過ごすのが人気です。クリスマスの雰囲気を盛り上げるために、クリスマスの装飾を取り入れるとより楽しめます。

恋人とのデートでは、レストランで美味しいディナーを楽しんだり、イルミネーションを鑑賞したり、家で二人だけのゆったりとした時間を楽しんだりすると良いでしょう。クリスマスならではの特別感を、大切な人と一緒に体験してみてください。

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